こんにちわ!副代表ちーやんです!
10月27日に北海道浦河町にて、「うらかわ観光まちづくりセミナー」にて講演をさせていただきましたので、
その様子を簡単にご報告します!

今回は、浦河観光協会さんに呼んでいただき「わかものによるまちづくり」についてお話しさせていただきました!

昨年2016年の秋、浦河高校の生田校長からのお誘いで、浦河高校の生徒さんに授業をさせていただいた際、
すっかり浦河ファンになった私たち。1年ぶりにまた来ることができて嬉しいです!

昨年の様子はこちら→浦河旅レポート【前編】浦河高校で授業【後編】濃すぎる面々なんなの、浦河!


翌日にクスろ主催の「ひと」めぐりTOURを控えていたこともあり、残念ながら今回は日帰り。
それでもせっかくの浦河を楽しみたい!と早朝に釧路を発ち、昼に浦河到着!車で約3時間半です(北海道でっかいな〜)

最初に出迎えてくださったのは、昨年も色々とコーディネートしてくださった加藤エミさん(通称カトエミさん)!
今年の夏、釧路に遊びにらした際には、行きたいお店を事前調査し尽くしてくださったりと地元民より釧路を楽しんでくれました。
「釧路を離れるのが寂しい」という気持ちを見事に表現した「くしロス」という言葉の生みの親でもあります。
カトエミさんは地域おこし協力隊の任期を終え、今は自称「プロ無職」で、お菓子の製造からデザインから、多岐に渡って浦河のまちに関わっています。
個人的にこの「プロ無職」ってすごく好きです。プロ!

待ち合わせたのは、浦河町で大人気のパン屋さん「ぱんぱかぱん」。
厨房から顔を出してくれた店長の以西明美さん。
今年の2月に釧路に視察に来てくださり、その際にお会いして以来、久しぶりの再会です!

さっそくパンをいただきます。豆がぎっしりのおまめさんと、浦河町のソーセージが入ったパン。
それにピンぼけしてしまいましたが、お隣の新冠町のホロシリのミルクコーヒー。コクがあってマイルドなお味です。

こちらは浦河のいちごを使ったいちごソーダ。見た目はかわいいし、おいしい!
そうそう、浦河はいちごの産地なんです。
そしてシロップはぱんぱかぱんさんのオリジナル。まさに、地産地消ですね。

ということで、たおか農園さんのいちごをいただきます。
ケーキ向きのいちごと聞いていましたが、甘酸っぱくておいしい〜〜!

そんなこんなをしていたら、cafeアッシュの店長ひろみさんも来てくださいました!
この日は定休日で、ご自宅の改装中だったのに関わらずありがとうございます。
ひろみさんも今年の夏に釧路に遊びに来てくれたのです!(ラーメン屋夏掘にてクスろの代表・副代表が偶然揃う中、奇跡の再会を果たしました)

続いて、小野寺千穂デザイン事務所の小野寺千穂(ちほっしゅ)さんも来てくださいました!
ちほっしゅさんはこの2週間前に釧路に遊びに来てくださったので、ちょっとぶりの再会。

と…ここでお気づきの方も多いかと思いますが、浦河の皆さん、釧路にちゃんと足を運んでくださっているんです!
こうして出会いを大切にする浦河の皆さんのお人柄には、見習わなくてはならない魅力的な部分がたくさん。
本当に頭が上がりません。

そして、すっかり女子会。いい雰囲気。

ぱんぱかぱんのすぐ裏にはなんと海が!
この日は本当に気持ちのよい晴れで、海を見ながら突然、恋愛話(恋バナ)を始めたふたり。

それはさておき、ベンチやテーブルがあるので、海を見ながらおいしいパンが食べれるって良いですよね〜

改装中で業者さんが来るからと、ここでひろみさんとはお別れ!
お忙しいところ本当にありがとうございました!

忘れないから〜〜〜!(クスろ特有の別れ方)

さて、ご飯を食べた後はせっかくサラブレッドの地、浦河に来たのなら乗馬よね。
と、乗馬のできるうらかわ優駿ビレッジAERUへ。かわいい馬とすてきなインストラクターのお兄さんがいました。
当日いきなりだからと、乗馬は諦めていたのですが、カトエミさんとちほっしゅさんの采配のおかげで乗れることに…!ありがとうございます。

ちほっしゅさんがデザインしたかわいい顔ハメパネルで、観光客っぷりを発揮!
ちなみに、馬の顔はここにいる馬の特徴を描いたので、全部違うそう…ほんとだ。
ここでちほっしゅさんとはお別れ…ちほっしゅさんお忙しいところありがとうございました。

忘れないから〜〜〜!

さてさて、今回私たちを先導してくれた笑顔が素敵なかわいこちゃん。
馬が好きで神奈川から移住してきたのだそう。

進め・止まれの合図や、左右の曲がり方を教えてもらった後は、いざ出発!
(ちーやんの工事現場感が否めません。)

途中、こちらのヒンナちゃんが道の真中で用を足したり、道路脇の草を食べたりというプチアクシデントはありつつも、40分のショートコースが終了。
馬を降りた後は、足腰がガタガタ…これは毎日乗ったら鍛えられそうです。
AERUのみなさん、突然だったのにありがとうございました!

さてさて、遊んでばかりではありません。このあとの本番に備え、浦河観光協会さんへ。
今回仕切ってくださった観光協会の中川さん。
中川さんは、横浜出身、ニュージーランドでネイチャーガイドをしていたという面白い経歴の持ち主です!
実は、今年の2月に釧路での視察を企画してくださり、市民有志の方8名と共に、モニターツアーとして「ひと」めぐりTOURのショートバージョンを体験していただきました。(ぱんぱかぱんの以西さんもこの時のメンバーです)
そのご縁があって、今回こうして呼んでいただき、嬉しい限りです!

今回のゲストでご一緒させていただく北海道運輸局の長谷川さんもいらっしゃいました。
この日は札幌からバスで浦河まで来たそうで、遠かったなぁ〜と一言笑

さっそく会場入り!かと思いきや、少し時間があったので、美容室kinonさんへ!
kinonの木下お兄やんも今年の夏に釧路に来てくれたことから、勝手にファンになった私たち。

乗馬の時にかぶったヘルメットでペッタンコになった髪の毛をセットしてもらいます。
写真はありませんが、ちーやんは前髪をカットしてもらいました。

さて、髪もキマったので、会場へ急ぎます!
木下お兄やんありがとうございました!ドタバタですみませんでした!

さぁ、いよいよ本番です。会場は50席ほどがぎっしり。
立ち見の方もいらっしゃるほどで、浦河の皆さんの街への関心の高さが伺い知れます。

司会は観光協会の小笠原紗智さん!
紗智さんも「ひと」めぐりTOURのショートバージョンを体験してくださったお1人です。

スタートは北海道運輸局の長谷川さんのお話から。
国が観光において取り組んでいる施策や、近年の観光の変化を数字を用いて話してくださいました。
(話に夢中で写真撮影を忘れてしまいました…申し訳ありません!)

こちらはもう1組のゲストである、美幌町で「美幌豚醤まるまんま」を開発した美幌商工会議所の横山さんと、大友さんのお話。
美幌の豚を使って商品開発をする、と決まってから苦節4年。
更に売れるまでに3年かかったという苦労話や、高校生とどのように関わるか、会社を組織化するために取り組んだことなど、商品開発だけでなく、マネージメントの話も興味深かったです。

どうしても普通の醤油よりコストがかかってしまい、値段も上がってしまうので、なかなか地元に浸透しないのが課題だったそうで、今は地元の人にも使ってもらえるようにレシピコンテストも実施されているそう。

「まるまんま」は肉の旨味たっぷりで、野菜炒めに入れるだけで、肉が入ってるかのような味になるらしいです。
これは食べたい…!
※NAVERまとめもありました「豚肉から作ったしょう油「まるまんま」がマジでウマいらしい

さてさて、ようやくクスろの発表の話を…(お待たせしました)
今回は「若者によるまちづくり」をテーマに話してほしいということで、クスろがどのように釧路のまちづくりに若者を巻き込んでいるのか、を中心にお話をさせていただきました。
居住地域を問わず若い世代が釧路に関わる機会をどうやって増やしていくか、クスろが取って来た方法論や、新たに生まれている課題を紹介しました。

クスろの新規メンバーの参入動機、クスろに関わる学生さんたち、昨年立ち上がった釧路わかもの△カイギの話、などなど。
また、わかもの△カイギで生まれた各プロジェクトについても簡単にご紹介させていただきました。

最後は中川さんから浦河観光協会のこれまでの取り組みや、今後の施策のお話。

「浦河は他の地域と比べて観光資源が豊富にあるわけではありません。
観光資源づくりは、まちづくりに直結しています。街の皆さんと協力して進めていけたらと考えています。」

と、これからの方向性をお話ししてくださいました。
浦河観光協会の皆さんは、大事な大事なセミナーの1回目のゲストに、こんな若造の私たちを招いてくださるほど柔軟。
市民目線のまちづくりを目指して、日夜多方面にアンテナを張ってお仕事をされています。

こんな熱い方々がたくさんいる浦河、ますます大好きになりました!

そして、気がつけばたっぷり3時間!
私たちが一番勉強になったのでは?というほどあっという間の濃厚な時間でした。

セミナーには昨年の浦河旅でお世話になった株式会社ユートラインの村下さんも来てくださいました。
行政と民間のつなぎ役として、相変わらずご活躍な様子!

修学旅行帰りの生田校長先生も、その足で駆けつけてくれました。ありがとうございます!

最前列では、浦河のパウンドケーキ「ウラパウ」を開発中の浦河高校のみなさんが真剣に聞いてくれていました。
質疑応答でも「どうやったら売れると思いますか?」「instagramのいいね数を増やすにはどうしたらいいですか?」と、
動いているからこそ生まれる差し迫った悩みがたくさん。
高校生のうちに、実践をもってまちに関わる浦高のみなさん。本当に素晴らしい取り組みだと思います。
釧路の学生さんともこうした取り組みをもっとやっていきたいなぁ、と改めて感じました。
※ウラパウのinstagramはこちら:urapau.19

セミナーには、ぱんぱかぱんの以西さん、kinonの木下お兄やん、そして1日中付き合ってくださったカトエミさんもいらしてくれました。
みなさん本当にお忙しい中、ありがとうございました!
また、写真はありませんが、浦河に一番最初に興味を持ったきっかけの「六畳書房」の武藤さんとも久しぶりの再会ができました。(六畳書房さんは残念ながら11月末で閉店)

本当はもっと行きたい場所も会いたい方もたくさんいたのですが、日帰りのため懇親会も出れずにそのまま釧路へ。
(22時に出発して、鹿に怯えながらも深夜2時に帰ってきました。ドッキドキの深夜ドライブ!)

改めて、今回貴重な機会をくださった浦河観光協会のみなさま本当にありがとうございました。
今度は泊まりでゆっくり行きたいです!