7月17日と18日の2日間、「ひと」めぐりTOUR vol.2を開催しました! その様子を簡単ですが報告したいと思います。
長くなるのでまずは1日目から!(それでも長いですが、どうぞお付き合いください!)

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「ひと」めぐりTOURとは?
クスろ港「ひと」めぐりで紹介させていただいている魅力的な人(以後、クスろ人)に実際に会えるツアーです。
みなさんが旅に出る時、「どこに行きたい?」よりも、「
誰に会いたい?」を大切にして旅の計画をしてみたことはありますか?
その土地のグルメ、綺麗な景色だけでも旅って楽しいものです。
だけど、魅力的な誰かがそこにいた時、楽しさはさらに増し、忘れられない旅となるはず。
そんな旅を通じて釧路の魅力を伝えたくて、その土地の暮らしを支える「人」にフォーカスを当てた旅をつくりました。
今回は6組のクスろ人と数珠つなぎに会っていただき、一緒にディープな体験をしてもらいます。

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集合場所は釧路駅。946は今日も変わりません。

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朝9時。参加者が続々と集まってきました。
釧路在住の方に加え、札幌・東京・神奈川といろいろな地域から約10名の方が参加してくださいました!
あれ?なんでみんなジャージなの?これから部活なの?と思った方もいるかもしれませんが、
昆布干し作業のため、汚れても良い格好での集合をお願いした結果でございます!
決してみなさまの普段着というわけではありません笑

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最初のクスろ人は「活き活きするキッカケづくりがライフワーク 人と人とをつなぐイベンター」相原真樹さん。
相原さんはツアーのガイド役として、この日はまるっとご一緒いただきます。

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バスに乗り込む前にさっそく相原さんの仕掛けが! バスの座席をくじで決めます。
ほとんどが初対面の人と隣同士、ドッキドキ。

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そしてバスの中では「隣の人との共通点を探す」というアイスブレークが行われました。
お互いの話をし合った後に全員で共有をしたのですが、意外だったり面白い共通点が多く、ここで一気に参加者同士の距離が縮まりました。

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釧路駅から車を走らせること約1時間。厚岸郡の床潭(とこたん)に到着しました。
本当はここで昆布干しを体験する予定だったのですが…この日は天候の影響で漁の時間が短く、
残念ながら到着した時にはすでに干し終わっていたのでした。
なので、今回はまた違う作業をお手伝いさせていただきます(こちらは後述)
それにしても、見渡す限りの昆布。これには参加者からも驚きの声が!

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そしてここで2人目のクスろ人登場!「海とお祭りとまちを愛する名物漁師」長崎進悟さんです。
何か挨拶して〜と雑な振りをするクスろ夏堀に「照れるからやめろ」と返すも、
「わからないことは何でも聞け!」と長崎さんらしい挨拶をいただきました。

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濡れた状態の昆布に始めて触った参加者からは「こんなにすべすべなの!?」「すごい長い」と驚きの声が。

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長崎さんに「昆布は何mなんですか?」と尋ねながらも「いい匂い」思わず顔をうずめてしまいました。
ちなみに昆布の長さは15mだそうです。長っ!

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続いては奥様の勝子さんに昆布の仕分け作業を見せてもらいました。
長年の経験で、見たり持っただけで昆布が何等なのかすぐに見分けがつくそう。

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昆布の試食も。ん、うまい!

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今回の目的の2つ目は床潭の海の食材でバーベキュー!外に出ると驚くほどの海の幸が!
花咲カニ・イワシ・サバ・イカ・ツブ・牡蠣・タコなどなど…

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生きた花咲カニも。まだ動いています。こちらは勝子さんが鉄砲汁にしてくれます。

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長崎さんのお孫さんも加わって、さっそく焼き始めます!牡蠣もツブもでかい!

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だいぶ焼けてきたところでかんぱーい!

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「あ、あつい、う、うまい、はふはふ」

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おいしさでうっかり忘れそうになってましたが、私たちは昆布干しを体験するために来たのです。
ということで、食べるのを一時中断して、朝に干した昆布を乾燥機にかけるために、十数本を束にして乾燥室(小屋)まで運ぶお手伝い。
(ちなみに、天気がいい日は天日干し、曇り等の乾ききらない日は乾燥機にかけて乾かすそうです)

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まだ湿っている昆布は長さもあり、かなりの重さになるので、想像以上に力が必要です。

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浜の上から下までびっちり敷いてあった昆布を束ねて持って行きます。
まだあるの?という量で、最初はあった会話も徐々に無言に…足腰にかなりくる作業です。

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短い昆布は洗濯バサミで一枚一枚挟んで干すのだそう。
少しも無駄を出さないやり方には感心するばかりでした。

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手伝いが終わった後は、勝子さんから鉄砲汁が振舞われました!
カニがいっぱい入った鉄砲汁は言うまでもなく美味! これがまた疲れた体に染みました。

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しばしワイワイしていると長崎さんから「船のせてやるぞ!」との声が!
なーんとサプライズで近くの無人島、「大黒島」を見に連れて行ってもらえることに(これはスタッフも知らず大喜び)

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海の上の長崎さんは陸の時とはまた違う格好良さが…さすが船長。
にしても、隣の人の間抜けな顔は何なんでしょう。

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残念ながら霧が多くて大黒島(晴れていればアザラシが!)をはっきりとは見ることはできませんでしたが、
ほぼ全員が漁船初体験ということもあり終始大興奮でした!

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最後は全員で記念撮影。バーベキューの最中、長崎さんからは昆布や漁の話を色々と伺うことができました。
長崎家のみなさん本当にありがとうございました!

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床潭を出発し、厚岸町にあるソフトクリームが有名な森高牧場へ!
みんなでソフトクリームを食べていると…

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あれ?どこかで見たことのある顔が…笑
なんと、翌日が雨予報で漁がお休みということで長崎さんも釧路まで一緒に来てくださることに!
ジャージ姿から一転、ハンチングがよく似合うこのハードボイルドさ。
ということで車を走らせ約1時間、長崎さんも一緒に釧路市内へと向かいます。
(昆布の疲れからか帰りの車内はみんな爆睡でした笑)

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そして民宿休坂に到着!
ここにはクスろ人3人目となる「奄美の旅人と山梨の旅芸人が営む、楽しくてちょっと怪しい民宿・カレー屋」増田和美・やよいさんが。

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もちろんこの方も一緒です。

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しばらくして、相原さん仕切りによる増田さんとやよいさんのクイズがスタート。
「増田さんの出身地は ①奄美大島 ②伊豆大島 ③釧路 のどれでしょう?」というライトなものからスタートし、
最後は「増田さんが釧路に移住したその理由は?」という選択肢のない問いが。

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この質問には全員が自分が思う釧路の良さを語りながら答えます。
「自然がすぐそばにあるから」「変わった人が多いから」「人が良かったから」など沢山の意見が出ました。
そして増田さんからの答えは以下のようなものでした。
はじめは北海道のどこかに住みたかっただけなんだけど、釧路に来た時にいろんな面白い人に出会った。 釧路で泊まったユースホテルのオーナーは熱く釧路湿原を語り、宿泊者同士で作ったマップの中にあったジャズ喫茶に行ったらそこのマスターに惹かれてしまって。そしたらもうここでいいかな〜ってなって住み着いて、結婚もして、もう何十年も経っちゃった
そして、「釧路とは単に相性が良かった」という言葉も非常に印象的でした。

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クイズの後は、長崎さんのところでいただいたカニや釧路名物ザンギ・ザンタレを食べながら引き続きワイワイ。
長崎さんからは昼間に聞き足りなかった漁や漁師という職業の話を深く聞くことができました。

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また、途中からは休坂に宿泊されていた札幌からの一人旅中の学生さんや、中国から来た家族旅行のお客様も一緒に。
増田さんが彼らのチェックイン時に「今晩、こんなイベントがあるので参加してみたら?」と声をかけてくださっていたようでした。
さすが、旅人と市民をつなぐ宿!
英語が堪能な参加者が通訳を買って出てくれ、途中で行われたゲームにも参加してもらいました。

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そのゲームの一部がこちら! 翌日、酒蔵を見学する予定の「福司酒造」から販売されているヨーグルトのお酒「みなニコリ」。 こちらと、飲むヨーグルトと日本酒を混ぜたものを飲み比べよう、という企画です。

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見た目はこんな感じ。ほぼ一緒ですね。 飲むヨーグルトとお酒を混ぜたものはさらさら、
みなニコリはそれよりもすこしトロッとしています。

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さぁ、この二つを飲み比べてもらって、本物だと思う方に手を上げてもらいます。
結果は、なんと半分以上がハズレ!!大半が飲むヨーグルト+日本酒を本物だと思っていたようです笑
(ヨーグルト+日本酒の方が本物のみなニコリよりお酒っぽい感じが強かったからかな〜?と個人的には思っています。)

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宴もたけなわなところでしたが、最後はみんなで記念撮影! 入りきらず溢れちゃってます。
長崎さんのぶっきらぼうだけど優しいところや、相原さんの徹底準備からなる企画や気遣い、 増田さんの独特な視点のツッコミ、やよいさんの天然っぽいやさしい雰囲気など、やはり実際に会わないとわからないものって沢山あるなぁ、と改めて感じる1日となりました。
ぜひ、今回参加されなかったみなさんも、この素敵なクスろ人たちに会いに行ってみてくださいね!
(2日目に続きます)

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さて最後にスペシャルサンクスのご紹介です!
いつも素敵な写真で釧路を発信する「くしろはてな」の中川さんに記録係をお願いし、今回のツアーの写真を撮っていただきました。
参加者とクスろ人の生き生きとした交流の様子が伝わってきますよね!
中川さん、お忙しい中本当にありがとうございました!