活動レポート

九州大学 授業レポート

11/15に福岡県にある九州大学のフューチャーアジア・プログラム授業にて、クスろが講師として授業をさせていただきました。
え!?なんでクスろが!?それもなんで九州で!?そう思った方。私たちも同じように思いました!笑

今回、釧路から民宿休坂増田さんも講師として一緒にお呼ばれ。
そう!増田さんこそが今回のキーパーソンなのです。

遡ること昨年の10月。九州大学の先生方が釧路を研究の題材として使えないかと、大勢で視察にいらしてくださり、休坂に泊まられていたのです。
そこに私たちも呼んでもらい、釧路の現状やクスろの活動についてお話しをさせていただきました。
この視察を取り仕切っていたのが、なんと休坂に学生時代から毎年通っているという鬼丸先生。
今年の夏に、再度鬼丸先生と休坂でお会いし、今回の授業のお話をいただいたのです!
(こんなありがたいお話、ふたこと返事で引き受けたのは言うまでもありません)

そんなこんなで福岡入り。まずは暖かさにびっくり!これ、釧路の夏じゃん…!(着いた日は20℃くらい)
空港から電車とバスを乗り継ぎ、九州大学伊都キャンパスへ。
泊まったのはキャンパス構内にある「伊都ゲストハウス」。主に外国人の学生や講師のための宿泊施設なのだとか。
確かに宿泊してたほとんどは外国人!新しいし設備は整ってるしで本当に快適でした!

講義当日、まずは今回の出張で、チケットの手配から契約書類云々で一番お世話になったグローバル化プロジェクト推進室の野田部さんのもとへ。
昨年お渡しした「ひとめぐり帖」をデスクに置いてくださっていて感激!

お土産に…とお渡ししたクスろブローチも発見!ありがとうございます。

今回の授業はフューチャーアジア・プロジェクト授業の
「「歩く力」を身に付ける-糸島市と釧路市の地域活性化の現場から学ぶ」
というテーマで行われました。概要は下記の通り。
—-
HPより抜粋)
プログラムの掲げる「歩く力」の涵養を目的として、人口減少が深刻化している北海道釧路市で地域活性化に取り組む市民グループを招聘し、
地域活性化のモデルとしての糸島市フィールドトリップと市民グループによる講義を行う。

ということで、前半はフィールドワークとして糸島市へ向かいます。
ちなみに留学生が多い研究科とのことで、受講生9名のうち8名が外国人でした!びっくり!

もちろん増田さんも一緒です。「朝からクスろのやつらうるさいな〜」という顔(予想)

最初の目的地は「熱風寮 糸」。築146年の古民家を再生した九大生の学生寮です。

案内してくれたのは、この寮の世話人である大堂良太さん。
九大のOBであり、卒業後は東京で就職し、今春福岡に戻ってきたそうです。
学生時代、自身も寮で過ごし、寮内で発生する課題とその解決方法を学んだことから、学生たちにも多様な経験を積んでほしいと
今夏、この寮をオープンしたそうです。

もともとは庄屋だったというこの建物を、九大の学生サークル「糸島空き家プロジェクト」の手も借りながら改修していったそう。
定員8名で、現在は満室。
室内には当時から使われていたものがたくさん残っていました。

こちらは床を張り直し、壁を塗り替えたというキッチン・ダイニング。

テーブルの上には大量の柿が…なんとご近所さんからの差し入れだそう。
「地域にひらかれた学生寮」を目指し、地域のイベントにも積極的に参加してるのだとか。
今後は更にひらかれた場所にするため、学習塾やイベント等も企画してるのだそう。

寮らしくこんなカレンダーも!ちなみに毎週木曜日の朝は掃除の日だそうです。
気になったことを共有する寮ノート「通気性良好」なんてのもあり、寮生活をしたこのない私にはとても新鮮でした!
(寮生活しとけばよかったな〜と感じたのは言うまでもない)

最後に釧路のガイドブック等をお渡ししたところ、なんと大堂さんの奥様は紋別出身だと判明!
こんなところで道東つながりができるなんて…いつか釧路にも遊びに来てくださいね!
大堂さん、お忙しい中ご丁寧にありがとうございました!

続いて向かったのは糸島市役所。
地域振興課の大鶴さんと中村さんが糸島市の移住政策についてお話ししてくださいました。
糸島市は子育て世代の移住に注力し、現在はその成果もあり社会減が減ってきているのだとか。

「現在の地方の人口増加はいわば、少ないパイ(若者世代)の奪い合い。子供が生まれて人口が増えるということが健全で、長期的なサイクルを生むことを目指している」

と話すお二人。
目先の人口増加ではなく、先を見据えたまちづくり。耳が痛い。

また、今夏から地域おこし協力隊として赴任した藤木那美さん・佐藤美奈子さんも来てくださり、糸島に移住(藤木さんはUターン)した理由、現在の業務内容を伺いました。
藤木さんはで糸島の水産業活性化に取り組みFacebookページ「糸島さかなっ隊」で日々情報発信をしているそうです。
佐藤さんは直売所の福ふくの里を拠点に、Facebookページ「来て来て福吉」で福吉地域づくり推進しているとのこと。

きっと若いこのお二人のパワーで糸島はますますおもしろくなるのだろうな!とそんな予感がした時間でした。(まったくもってうらやましいぜ!)
みなさま、本当にありがとうございました!

糸島市役所をあとにし、一行はお昼ごはんへ。
まずは顔ハメパネル。バスの中ですっかり学生さんとも仲良くなりました。
中国からの修士生、左から、朱くん、カヘイちゃん、陳くん。優秀な学生さんたちなのに気さくです!

こちらはおひとりさま用。顔をはめる31歳・独身。

やってきたのはそう!牡蠣小屋です!ここ数年、糸島の牡蠣はブームと言っていいほど人気なのだとか!
牡蠣といえば厚岸(あっけし)産と仙鳳趾(せんぽうし)産しか食べることがなく、まったくもって知りませんでした!恥ずかしい!

釧路で言う炉端スタイルなので見慣れた風景ではあるのですが(この色とりどりのジャンバーは見慣れないけど)、何がすごいかって、この小屋がもう10個くらいあるのです!それも平日なのにすごい人!

増田さん、味はどうですか!?の問いに「これ、本当においしいよ…」とのガチコメント。
ええ、本当においしかったのです。これまで道東最強だと思ってたのですが、糸島の牡蠣おいしかったのです!
これには驚き。いや〜おいしいものは素直においしいと認めよう。私はどちらの牡蠣も大好きです。

さてさて、牡蠣小屋を出るとそこは一面海!しかも砂浜が白い…!!

これはもう遊ぶしかない。派手なジャンバーを脱ぐのも忘れ記念撮影開始。
インドネシアのリタちゃんも参戦!

撮ったり

撮られたり。それにしたってかわいいぜ!学生さん!
私たちと一緒にシャッター切りまくっていたキョちゃんの写真も綺麗だったな〜。

海辺で記念撮影。お腹いっぱいでしあわせ…

なんてうかうかしたことは言ってられません。何と言っても私たちの本番はこれから。
さぁ戻ってきました伊都キャンパス。

先生のあとを続き、教室へと向かいます。(それにしてもキャンパスがきれい)

まずは増田さんのお話。奄美大島で生まれ、鹿児島で過ごした学生時代。
そして北海道に来て、民宿休坂を始めるに至った経緯などなど、増田さんの半生をじっくりと聞きます。

普段お客さんと喋り慣れている増田さんのパワーが遺憾なく発揮され、聞いてる学生さんもこの表情。
休坂で人気の「黒魔術」というゲームも実践していただき、あっという間に時間が過ぎていきました。

続いて私たちクスろの話。クスろを始めるまで、活動内容、現状の課題などたっぷりお話しさせていただきました。

言葉が違っても真剣に聞いてくれる学生さんたち…(みんな日本語はペラペラです)
ニコニコ笑顔の中国のスイちゃん。リアクションが良くて皆さんと会話しているようにお話できました!
クスろの文字が少ないスライドも良かったと嬉しいコメントもいただくことに。

発表が終わったら質疑応答タイム。

早速手を挙げてくれたマレーシアのカディジャちゃんから。
釧路はどんなところですか?という釧路についての質問や、行政からのサポートは?今後はどう展開していくの?外国人向けの発信はしないの?と様々な質問が出ました。

クスろの今後の課題について、さらに視野と選択肢が広がる議論ができ、とても有意義な時間となりました。

盛り上がったおかげで予定時間を大幅にオーバーしてしまい、途中で帰ってしまわれた学生さんもいたのですが(申し訳ない…)、
最後に残ったメンバーで記念撮影!
長丁場だったのに、最後まで真剣に聞いてくれた学生さんたちに本当に感謝です!
授業アンケートも高評価だったと後日伺い、嬉しい限りです。

そして打ち上げは焼肉!お昼は海鮮だったからと気を使ってくれたのです。
おかげで半年分の牛肉を摂取できた気がします!(単純に食べすぎた)

終日細やかなスケジュール管理をしていただいた、鬼丸先生、森先生、藤澤さん、野田部さん、松永先生、長谷先生、
学内の引っ越しプロジェクトで大忙しの中駆けつけてくださった三隅先生、荒谷先生、大野先生、波潟先生、
今回このような貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました!
次は、釧路でお会い出来ること楽しみにしています!

翌日、福岡に来て一度もラーメンを食べていない私たちを、鬼丸先生がおすすめのラーメン屋へと連れて行ってくれました。
大人気店とのことでオープン待ちの人が…!

オープン直後に店内へ。手際よく次々と作っていく厨房。格好良すぎる…

そして出てきたとんこつラーメン。う、うまい!

なんととんこつラーメンだけじゃなくちゃんぽんもおいしい!極太麺と海鮮・野菜のスープがたまりません。
焼き飯も最高。(前日の焼肉で胃もたれ気味でも感触してしまうほど)

そして大きすぎる紅しょうが(の入れ物)さすが福岡。

帰るまでの間に、伊都キャンパスを散策。

図書館に行ってみたり

景色のいいところで踊ってみたり

講堂をのぞいてみたり

教授と学生風で歩いてみたり

疑似キャンパスライフを楽しみました。(こんな場所で大学生活送ってみたかったな!)

ちなみに一緒に写ってるのはゴミ拾いレンジャー(仮称)のみなさん!寒い中薄着でお疲れ様でした!

そうしている間に、一足先に北海道に戻る増田さんをお見送り。
増田さんとたっぷりどっぷり過ごした3日間。あらためて私たちは過剰な増田ファンに。
本当に色んな話ができました。(何の話をしたかは内緒)

その後、先日の授業に参加してくれた坂井華海ちゃんの紹介で、授業に参加できなかったけど、市民活動に関心があるという山口祐香ちゃんにお会いして、簡単にクスろの紹介をさせていただきました。

祐香ちゃんは日韓交流について研究してるとのことで、その中でも市民団体が果たす役割について感心があるそう。
この国際教育キャリアガイドにも載っている、優秀な学生さん!
ちなみに華海ちゃんも、地元熊本で、「くまモン」の活躍の幅を広げるため、新たな活動を研究する組織「くまモン共有空間拡大ラボ(くまラボ)」の唯一学生の研究員として活躍中!いや〜すごい!

お二人の活躍応援しています!

そして、私たちは福岡空港でさらにラーメンを食べ、次の目的地である東京へと向かったのでした!
このつながりがまた釧路での新たなアクションへと繋がるように、私たちも邁進したいと思います。
福岡でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました!

 

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