みなさんこんにちは!クスろです!
突然ですが、この度、クスろの代表が変わります!それでは、新旧それぞれの代表からのご挨拶です。

 

皆さん、こんにちは。私は、須藤か志こと申します。

仲間とわちゃわちゃ遊んだりふざけたりすることが大好き。
だけど、一人でぼーっとしていることも好きな本日23歳になった大学生です。
チャームポイントは顔のそばかすです。

少しだけ、私のことをお話しさせてください。

私の出身地は北海道の釧路です。釧路で生まれ、21歳まで釧路で過ごしました。

今、私は釧路から離れたとある街で暮らしていますが、釧路での思い出を回想してみると、実は楽しい思い出ってとても少ないことに気付きました。
10代の頃の嫌な思い出、苦い経験全てを握られている街が釧路なわけです。

そんな私にとっての釧路は、言うならば「なんで好きだったのかわからないけれど、忘れられない元カレ」。

好きだけど、好きじゃない。
嫌いだけど、嫌いじゃない。

燃焼しきれない思いを抱いたまま、私は私の「釧路」を塗り替えるかのように、いわゆる「まちづくり」の活動を始めることになります。
苦い「釧路」での思い出を塗り替えて、新しい「釧路」を、居場所を作る。
当時17歳でした。右も左もわからず、なんだかいつもイライラしている頃でした。
しかし、なにをやってもピンと来ない。どこにいても居場所がない。

「私が住みたいのは、こんな『釧路』じゃないのに」
そんなことを思いながら活動を続けていくうちに、なんだかつまらなくなってしまい、だんだんと活動はフェードアウトしてしまいました。

概念的な話が続きますがもう少しお付き合い下さい。

そんな10代のとある日、私は「クスろ」というふざけ倒した名前の小さな団体に1通のメールを送りました。
「この人たちとならなんかできそう」
なんの根拠もない生意気な直感ですが、まじめそうな文章をその日に送りつけたのでした。
「ぜひお会いしましょう」
連絡を返してくれた代表の夏堀と話し、イベントやライティングなど、できることから手伝い始めるようになったのが19歳の頃でした。
それから今日まで約4年経ちましたが、その日のことはつい昨日のことのように思い出されます。

これまでクスろの一員として、ひとめぐりtour、語り場ジンジャーをはじめとする様々なイベントの運営に携わってきました。
クスろを通じて出会った人たちとの間に友情が生まれ、また次の面白いことが釧路で生まれる瞬間を目にしてきました。

波のように押し寄せてくる課題を面白がり、楽しく生きていたら、いつの間にか、クスろは私にとっての大切な居場所のひとつになっていました。

私の無鉄砲な「あれやりたい!」に応えてくれるクスろのメンバーは、私を叱咤激励しながらも一緒に巻き込まれてくれる人たちです。
そんなことやらなくても生きていけるのに、泥だらけになりながら一緒に走ってくれます。

私は、そんな居場所がこれからも続いていけばいいのに、と思い続けてきました。
そして、そんなクスろを続けていくために、このたび、夏堀めぐみから代表を引き継ぐことになりました。

私には強いリーダーシップがあるわけでもないですし、特別何かに長けているわけでもありません。
ガサツで不器用です。

それでも、クスろにいると、こんな自分でも何かできることがあるんじゃないかと思わせるクスろマジック。
この不思議な力に、賭けてみてもいいんじゃないか。
そんな風に思っています。

希望の中に一握りの不安を抱えながら、私はクスろという居場所を続けていきます。
皆さんと一緒に、クスろという居場所をこれからも面白おかしく続けていきます。

改めましてこんにちは。
須藤か志こと申します。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 


 

「代替わり」

こんな贅沢なことをできる日が来るなんて夢にも思っていませんでした。

私と副代表の名塚の2人で始めた小さな企み「クスろ」は、多くの人に支えていただきながら、
そして、巻き込まれていただきながら、形はデコボコですが、少しずつ成長を続けています。

クスろができて約6年。
1人、また1人と、メンバーが増えるにつれてできることが増えていきました。

2人の夢がみんなの夢になったのは、
みんなが「自分ごと」としてクスろのアクションに関わってくれたからだと思います。

そして、今。
偶然か、必然か、それとも運命なのか。
クスろは釧路出身のメンバーで構成されています。

メンバーに共通して言えることは、
廃れていく釧路に対する課題感と地元愛を持っていて、人手が足りないローカルで活躍できる居場所や、
新しい価値を探り、形にしようとしていることです。

メンバーはみんな、楽しみながら、面白がりながら、創造力を掻き立てるクスろの可能性にワクワクし、
このチームに関わっています。

一方、個々人のキャリアや生き方にどこか不安や焦りを感じ、
悩みや価値観を共有出来るコミュニティとしても、クスろという存在を大切にしています。

クスろを始めた頃の私たちには、お金も人脈も信用も自信もありませんでした。
あるのはアイデアと行動力だけでした。

どれもいまだに潤沢にあるとは到底言えないけど、クスろの活動を通して、
新しい自らの生き方や働き方にもがく、たくさんの仲間や、あたたかく応援してくれる、
たくさんの恩人ができたことは、
私たちの何よりの財産となっています。

 

これから代表を務める須藤か志こは、私より10も年下の学生です。
彼女はクスろを始めて間もない頃、自らの意志でクスろに熱いメッセージをくれた古株です。

「私についてこい!」という勇ましい気質ではないかもしれませんが、まとめ上手で、人が大好き。
みんなの幸せと調和を願う天性の愛されキャラです。

既にクスろの新プロジェクトで、私たちメンバーと周囲の人たちを巻き込み始めています。

クスろは、自分たちの可能性に本気の挑戦を続け、滑っても転んでもまた立ち上がり、
新しいアクションを起こし続けます。
それはきれいな形ではないけれど。

さあ、新しいクスろが始まります。

面白がりながら、皆さんもどんどん参加してください!

 

 

 

代替わりしても、台風が来ても、大雪が降っても、
引き続き「釧路をクスッと面白がりたい!」という気持ちで突っ走ってまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます!