2014年12月26日
百聞は一見にシカずナイト レポート
こんにちは!
クリスマスイブの夜は、美味しいエゾシカ肉をわいわい食べよう!という試みの
「百聞は一見にシカずナイト」を開催いたしました!
参加者の方はスタッフを含めると40人を超える大盛況。
お一人で、ご夫婦で、お友達でと様々な方々が参加され、主催者側も嬉しい誤算となりました!
今回は、この地域で非常に身近な野生動物であるにも関わらず、
食べると固くて臭い…なんて悪いイメージをもたれがちな「エゾシカ」にスポットを当てました。
とにかく美味しいエゾシカ肉をみんなで食べて、お酒も飲みながら楽しい時間を過ごしたい!
という単純明快な趣旨でございます。
料理のミーティング風景。お肉の提供者のハンターさんが暮らす鶴居村にて。ここでは猟の話も伺いました。
イベント会場には、先日第2回クスろワークショップでもお世話になった、「ジスイズEST」さんをお借りしました。
夕方頃から仕込を始めるメンバー。楽しく手早く料理します。
イベントのプロ、BAR「ガスプ」のマスターはお店の開店ぎりぎりまでお手伝いをして下さいました。
カレー屋さん「イッケンヤカレーコミン」の店長さんがDJとなり、素敵な音楽を鳴らしてくれます。
開始時間も近づき、テーブルセットも完了!
さてはじまりますよ!
まずはクスろ代表夏堀からご挨拶のあと、乾杯!
「百聞は一見にシカずナイト」スタートです。
本日のメニューをスタッフから紹介します。
1、エゾシカ肉のローストとポテトサラダメインの大皿に切り出されたローストは豪華に盛りつけ。
2、エゾシカ肉のマリネ
しっかりと味付けされたマリネ。お酒がよく進みます。
4、エゾシカ肉のシチュー前日から仕込んだデミソースのシチュー。お肉もほろほろです。
会話を楽しみつつ、料理を口に運ぶ皆さん。
「美味しい!」「柔らかい!」とのお声が上がり、あっと言う間に減って行きました。
そして会場の交流もさかんになってきた中盤ころ、お肉の提供者菊地和広さんのお話です。和広さんの本業は和牛農家さんであり、秋冬の狩猟シーズンになるとエゾシカ猟にも出るという生活を20年以上されています。
シカの処理施設もお持ちで、そのお肉の処理の仕方が丁寧なことから、全国の一流ジビエ有名店に出荷なさっています。
我々はイベント前に実際にそのエゾシカ猟や解体現場にも同行させていただきました。
そこで猟へのストイックな思いや食肉への考え方を知り、和広さんという魅力的な人に感動したのです。
料理の腕前も確かな和広さんは、その料理にはどの部位がいいかを知りつくしている職人。
「しっかり処理をすればシカは臭くない」と断言するほどです。
和広さんと多くの人がお話ししたり、エゾシカ肉を食べてもらう場を作りたい…!
そんな思いからまずは「身近に感じられる気軽な内容にしよう!」と今回のイベントを企画したのでした。
狩猟や解体の風景を動画で流しながらのお話に参加者の皆さんも興味津々。
お話のあとの歓談も和広さんと参加者の皆さんとの間に自然に会話が広がりました。
料理が無くなってからも熱気が覚めやらず、わいわいと盛り上がる皆さん。
その様子はとっても楽しそうでついつい私たちもお酒が進みました。
参加者の方からは
楽しかった!
美味しかった!
シカの概念がまるっきり変わった!
和広さんのお話がすごく面白かった!
狩猟や解体に興味が出た!
との声が上がり、この夜を通してみなさんがエゾシカを存分に楽しんでくださったことが伝わりました。
最後に…
鶴居村からいらしてくださった和広さんと和広さんのお弟子さんの藤原さん、
企画から関わって下さったスタッフの方々や、会場のジスイズの皆さん、そして参加者の皆さん
本当にありがとうございました!
またこのような、魅力的な人と交流ができ、美味しい楽しい、そしてちょっとだけ気づきや学びのある場も作って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします!