12/20の師走真っ只中、第4回となるクスろワークショップが開催されました。
その様子をご報告をします!

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クスろワークショップとは?
クスろワークショップは、私たちクスろが様々な価値観の方と「釧路の魅力とは何か?」を
真剣に考え話し合う場を作りたいという思いから開催したもので、2014年度は全3回を開催しました。
「クスろワークショップ」を通して、「何かしたい」という気持ちから実際にアクションを起こすキッカケが作れれば良いなと思っています。
2025_web
【第4回 テーマ】
ゴー!ゴー!ニセンニジュウゴー! −2025年の「この街」ってどうなってる?
「2025年 こうなって欲しい釧路」を参加者のみなさんと話合う場です
2020年の東京オリンピックに向けて、経済・技術の発展や外国人観光客の増加など、日本の盛り上がりは予想できる一方、
その5年後である2025年ってどうなってい
るのでしょうか?
と言っても小難しい話をするわけではありません!
参加者のみなさんが今行っている、またはこれから始めたいアクションが未来にどうつながるのかを話し合ったり、
共有する
機会になればと思っています!

【ワークショップの流れ】
・全体概要説明
・参加者同士で自己紹介
・2025年のお話
・ゲストトーク
・対話1
・対話2
・クロージング
では詳細を見ていきましょう!

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会場となったのはフィッシャマンズワーフMOOの2階にある観光交流コーナーです。

 

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まずはクスろ代表の夏堀から、クスろの活動内容やこれまで行ったワークショップのご紹介をさせていただきました。

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続いて、参加者同士で自己紹介です。
今やっていることや2025年は何をしていますか?を互いに語っていただきました。


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ファシリテーターの黒井理恵さんから人口減少を中心とした2025年の話です。
必ず起こるであろう人口減少にあたって、幸せに生活できるようになるには・何をやって何をやらないのか…等を話してもらいました。

黒井さんは昨年14年間の東京暮らしを終え、地元である名寄にUターンし、現在名寄・東京・札幌を移動しながら活動中です。
イノベーション・ファシリテーターとして企業、地域、学校、NPOなどのフィールドで年間40回以上のワークショップを企画・実施しており、
最近は名寄でコミュニティカフェの企画・運営にも携わっています。
この日は9時間かけて名寄からいらしてくださいました。(道東〜道北のアクセスの悪さがよくわかります…)

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続いて、ゲストスピーカーの宿谷友美さんのお話です。
障害者支援を中心に自身のセンスを生かし、アートイベントや雑貨屋・カフェのプロデュースも行っている宿谷さん。
ご自身の活動の内容をご紹介いただくとともに、この活動を行うようになった経緯や当時の苦労などを話していただきました。
※宿谷さんは「ひとめぐり」でもご紹介しています。気なる方は要チェケラ!

 

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そのあとは、参加者同士で感想を共有してもらいました。
こんな面白いことやっているって知らなかった!等の声も聞こえ、新たな発見もあったようです。
前半はこれにて終了!休憩を挟んで後半に進みます。

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休憩の間、話してたお二人。
この日が初対面だったのですが、なんとお二人とも天然パーマだそうで、出会った瞬間から盛り上がっていました笑
(懇親会で繰り広げられた天パあるあるも大変興味深かったです)

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さぁ、後半はテーブルを出してグループでの対話になります。
「2025年 あなたが幸せに暮らしている釧路は、どんな街ですか?」
この問いに対して、それぞれが思う「2025年」や「幸せ」について語っていただきました。
子供・結婚・集う場所・住民の誇り…興味深いワードが飛び交います。

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グループを編成して再度同じ問いで対話をしてもらいます。

また同じグループに戻り、今度は以下の問いが出されます。
「2025年の幸せな釧路のために、必要なコトや人やモノはなんでしょう?」

 

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いろんな意見が出る中、大事だと思った・盛り上がったキーワードを黄色く塗りつぶしてもらいました。
各グループ様々な角度から話をさせていてどれも興味深かったです。

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ワークショップも終盤。最後のプログラムは「この指とまれ!ダイアログ」です。
これからやってみたいこと・活動の中で気になっている等、話したいテーマをあげてもらいます。
・釧路移住計画
・アート
・おもしろネーミング
・安心感を感じられる
・拠点づくり
の5つのテーマが出て、それぞれのテーマに分かれてみんなで話し合ってもらいました。

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始めたいこと・今後やってみたいこと話がたくさん生まれ、中には「名前が決まりました!」「今日から釧路移住計画スタートします!」等、今後のステップにつながるコメントもいただきました。
最後にゲストの宿谷さんと夏堀から本日の感想を話してもらい、無事ワークショップは終了となりました。

 

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締めは参加者・スタッフと記念撮影!
12月の忙しい時期にも関わらず、参加くださったみなさま本当にありがとうございました!

昨年のワークショップは現状の課題の共有や、その解決アイデアを中心としたワークショップを行ってきましたが、
今回は「未来」「対話」をキーワードにこれまでとはちょっと違う形で行ってみました。
初めてのことにスタッフはちょっと不安もあったのですが、次々と変化する場の雰囲気・飛び交う面白いキーワード・生まれていく話にずっとワクワクしていました!
参加者のアンケートからは、「新たな気づきがあった」「学びがあった」の声がとにかく多く、参加者のほぼ全員が「まちづくりへの関心が高まった」と回答してくださっています。

これからもいろんな形で、私たちも挑戦しながら、みなさんと意見を飛び交わせる場を作っていきたいと思ってますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

昨年のワークショップの様子は以下からご覧いただけます。
第1回:自分らしい釧路お出迎えスタイルを考える(2014/9/21)
→いろいろなお出迎えの方法を知り、釧路の観光を自分目線で考える
レポートはコチラからご覧ください!

第2回:こんな釧路だったらイヤだ(2014/12/13)
→最悪なシナリオから考える、理想の街ってなんだろう?
レポートはコチラからご覧ください!

第3回:クロシロクシロ(2015/2/22)
→私たちが実現したい「これからのクシロ」にクロシロ判定を!
レポートはコチラからご覧ください!